もとです。
春真っ只中ですね。山菜が美味しい季節の到来です。
この間、たまたま地元の物産館で見つけた春の野草「たらの芽」。
ややお高い食材なんですが、春のほんの一時期にしか食べられないし、天ぷらにすると格別に美味しいんですよね。
なので、迷わず購入しました。
早速、帰って天ぷらにしました。
水でキレイに洗うと、たらの芽本来の香りが飛んでしまうらしいので、洗わずにそのままいきます!
たらの芽は、木の先端から生えてくる新芽なので、泥や土が付くわけではないですし、付いているのは小さな虫とかではないでしょうか。
気になる場合は、軽く水で洗い流す程度でよいでしょう。
根元の小さなとげも取りません。アク抜きもしません。
とげは手でさわるとチクチクして、食べられるのかどうかが気になりますが、熱を通すことで、そのまま問題なく食べられます。
根っこの固い部分は、火を通りやすくするために包丁で軽く切り込みを入れます。
チクチクして触りづらいので気を付けましょう。
衣作りですが、薄力粉と水を1:1くらいの割合でボウルに入れ、ちょっとトロみがあるかなあという感じになるまで調整しながら混ぜていきます。
↑テキトーです。(笑)
衣ができたら、ボウルごと冷蔵庫でしばらく冷やします。
衣を冷やすことで、揚げた時にサクッとした天ぷらに仕上がります。
衣ができたら、たらの芽を入れていきます。
天ぷら鍋に油を入れて、170度近くまで加熱させます。
しっかり加熱させないと、揚げた時に衣がべとっとなるので要注意です。
ここが結構重要なので、温度管理は気を付けましょう。
温度計がない場合は、衣をちょんと油の中に入れて、シュワっと揚がるようでしたら準備完了です。
たらの芽に衣をつけて揚げていきます。根っこの部分から油に投入します。
シュワシュワーっと音を立てて揚がっていきます。いい音がしますねー。
ここでも温度を見ながら火力を調整しましょう。なるべく170度くらいをキープです。
だいたい1分ほどで揚がります。1分もいらないかもしれません。余熱で火が通りますので。
出来上がりです。すごく簡単でした。
塩でシンプルにいただきましょう。たらの芽本来の、春の風味が存分に楽しめます。
たらの芽のちょっとした苦みとビールの苦みが絶妙に合うんですよね。
ビールがおそろしく進みます(笑)
塩だけでシンプルにいただくことによって、素材本来の美味しさが際立ちますね。
とげ取りなどの細かい下処理もないので、本当に時短ですぐにできちゃいます。
春は「山菜の王様」たらの芽をぜひ食しましょう♪